大学の部活で、同じパートの同学年に"キャシャリン"というあだ名の男がいた。背は高いが異常なホドに"キャシャ"なので"キャシャリン"なのだ。彼は二浪していて、その頃に自律神経失調症を経験したためらしい。そんなキャシャリンが、健常者でも精神を病んでしまうような異常なプレッシャーのかかるウチの部でやっていけるハズもなく、確か２年の終わりくらいだったかな？部活から姿を消した。その後は携帯に電話しても出ないし一切連絡が取れなくなったので、よく「キャシャリン、生きてるかなぁ．．．」などとミンナで心配したものだ。

　発毛コンテストの入選者らしき人達の顔が次から次へと映っていく中、ほんの一瞬ではあったが、私はハッキリと見た。あの青白い顔！痩せこけた頬！笑っているのにドコかオドオドとした小動物のような目！．．．あれはキャシャリンだ。キャシャリンらしき人がインタビューをうけている。"らしき人"っつーかアレ、本人だろ絶対。ヤバイ、マジで本人だよアレ。他人にしちゃ似すぎてるもん。ヤバイ、ヤバイよ、キャシャリン．．．！！こんな、発毛に成功して表彰されて笑ってる場合じゃないって！！ヨカッタ生きてたんだ．．．逢いてぇ〜！！

　修理に来たのは、ベテランらしいオジサマと弟子らしき若人。この若人が全然ツカエナイヤツで、ベテランさんも苦労なさってました。それでもソツナク作業を終え、３０分もかからないウチに修理完了。カンタンに直りました。しかもキレイだ！さすがプロだ！

　電気屋さんの方々も帰り、作業後のプラスチックの粉だか壁から出た粉だか何かワカランモノを片づけようと掃除機を取り出し、ふとコンセント周辺の絨毯を見たら、なんだか曲がりくねった金属片が一つ落っこちているではアリマセンか。しかも明らかにコンセント内部から落ちたであろうっつーかソレしかアリエナイくらいの場所に、金属片。こ、これは一体？絶対なんかの部品だよな？見た目キレイに直ったけど、このまま使っても大丈夫なのか、このコンセント？？

　っていうかもう使っちゃった。まぁいっか。

　昨日の朝、バックルームに開封済みのジュースのペットボトルが置きっぱなしになっているのを発見した。店員がバックルームで飲食する場合、「ちゃんと買った」というコトを示すためにレシートを貼るのだが、ソレにはレシートは貼られていなかった。不審に思い、コンピューターで管理している在庫数と実際の在庫数を数えて調べてみると、案の定そのジュースが１つ足りなくなっていた。オーナーと相談してイロイロと調べてみると、どうやら夜勤の（も）君がアヤシイと判明。他の夜勤に聞くと、彼は前にもレシートを貼っていなかったコトがあったらしい。さらに、以前働いていた店でも同じヨウナ問題をおこしてクビになっていたらしく、ブラックリストに載っていた。

　（も）君はそんなコトをするようには見えない。どっちかと言えば"おとなしい人"という印象をうける。だが確かに深夜は彼一人で勤務しているから、ヤろうと思えばヤりたい放題だ。疑えば疑うホド、（も）君が在庫から勝手にジュースを盗って飲んだとしか思えなくなった。オーナーは「一応（も）君と話し合うが、おそらく辞めてもらうだろう」と言っていた。もしこれが本当に（も）君の犯行だとすれば、時間は違えど一緒の店で働いていた仲間に、そんな人がいたというコトになる。クルーが店のモノを盗むという話はチョクチョク聞くが、実際に自分の働いている店で起こるとショックだ。

　演奏会は２部形式で、１部はマーチ・吹奏楽オリジナル曲あわせて３曲とチョイ少な目ではあったが、奏者はイッパイイッパイでした。２部は、ふだん訪問演奏でやっている曲を演奏。司会進行も、訪問演奏でやっている通り、先生にお任せ。指揮を振ってみたい人や、マイク持って歌いたい人を会場から募ったりして、かなりお客さんとの距離も近い演奏会だった。ホントお客さんのノリがよくて良かった。アンケート用紙の回収率も良く、お客さんの記憶に残る、というか印象に残る演奏会だったようだ。あとは、もうちょっと客が入ればなぁ。

　演奏会後、会場近くの和民で打ち上げ。その後、２次会には行かず、ＯＢ楽団の飲みへ参加。その後、一昨日オープンした元時Ｄ屋のバーテンダー（こ）さんのお店へ移動。照明がカナリ暗い感じで、なかなか良い雰囲気のお店だった。ぜひ行きつけのお店にしたいが、ちょいと場所がヘンピなだけに難しいかもしれない。